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販促部門(4)

広報部門



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ホテルという商品を"広く知ってもらう"ことがこの仕事の大きな役割。広告を打つ、イベントを考えアピールしていくなどが広報の仕事と思われるが、それは企画や宣伝がやる仕事で、広報の役割は少し違います。

それは、企画や宣伝部門が一般消費者にダイレクトにアピールするのに対して、
広報はマスコミを通じてそれをするという点です。

ホテルと世の中(パブリック)との良好な関係(リレーション)を築くと言ってもいい。

「当ホテルではこんな企画が今、人気です」
「今年の経営状況は過去最高の黒字でした」

という内容のいわゆるプレスリリースをマスコミに取り上げて流してもらう。

もちろんマスコミ側からの取材依頼もある。
東京のホテルなら、テレビドラマの舞台に使いたいといったリクエストなんかはよくある。
社内に許可を取り、準備を進めるのも広報の仕事になる。

「これはぜひ知らせたい!」

そう思って発信した情報が新聞・雑誌に大きく載ったり、
テレビで放映されて話題を呼ぶこともある。

それによって宿泊客やレストランの利用客が急増する。
そんな目に見える成果が上がったとき、広報という仕事の面白さを実感する。

巨大マスコミを動かし、広く世の中に認知させたという達成感。
これは、情報発信に関わる仕事じゃないと、なかなか体験できない。

情報は都合の良い内容のものばかりではない。
ホテルにとって嬉くない情報を流さなければいけないときもある。

縁起でもない話だが、たとえば食中毒が発生したとか、
ホテルの名前にキズがつきかねないことも、現実には起こり得る。

そんな非常時の対応も、広報の出番。

こちらに責任のない事件なら、ホテル名が出ないようにマスコミを抑える必要もある。
ホテル側に落ち度が認められるなら、正確な情報を流すとともに、
謝罪する姿勢も必要になってくる。

どちらにしても、マスコミ対応の窓口を一本化し、
ばらばらなコメントが出ないよう配慮するところに、
広報というセクションを置いておく意味がある。